前期ドラマ

一位 MOTHER ダントツ。見ごたえあり。
      キャストもよかったし、丁寧に作ってありました。
      ただ、「母性をテーマにした」とHPに書いてあったのには少し違和感。
      松雪泰子さんも「デトロイト・メタル・シティ」も受ければこういう
      役もできる、幅のある女優さんだと思います。
 
二位 新参者 原作を読んでいないけれど、心や暮らしが丁寧に描かれていてよかった       です。阿部寛はつかこうへいさんの舞台で開眼したらしいけれど、
       彼でなければできない役を増やしていると思います。


三位 絶対零度 これもキャスティングかもしれません。上戸彩ちゃんだから成立、
        そしてワキを固める。

で、「新参者」に向井理が出ていたのだが、ん?「バンビーノ!」のコックさんのほうが
好きだなぁと思っていたら「ゲゲゲの女房」でまたん?
そして今期「ホタルノヒカリ2」のちゃらい派遣社員で謎が解けた。こっちのほうがいい。笑顔、お茶目、おしゃれ全開。
本人は理工学部バーテンダー、将来は自分の店を持ちたい、のだそうだ。

これは「野生時代7月号」(だったと思う)に「旬で引っ張りだこな俳優さんだが、 「ゲゲゲ」でも「新参者」でもずっとうつむいてボソッとセリフを言う」と書いてあ って、ああそうだよねと思いました。「ゲゲゲ」では何故キャスティングが自分に
 来たのかわからない、みたいな話もしていたし。

 この流れは「大河」かも・・・

ちなみに幕末は日本の大事な転換期なのによく知らないため、「龍馬伝」はみていません。昔の大河のほうが好きです。「花伝」とか「黄金の日々」とか「風と雲と虹と」とか。