絶対、YAから大人まで読んでほしい本

困ってるひと

困ってるひと

雑誌の書評を見てずっと気になってすぐ予約していた本。
一気読みでした。

大学院生の女性が、突然難病を2つも抱えていや治らないから、

現在もそのままで、発症から今までが書いてあるのですが、

自分を超客観的に書いていて、そうだよ、これが日本の難病患者・障碍者

の徹底したリアルだ!と思いました。しかもユーモアさえただわせている、その凄さ。

たとえば、普通に通院したり生活したりするのに、人の100倍のエネルギーが

いるけれども、見た目だけではわからない、医者さえもわからない。


そして生きていくための制度や環境との格闘。

常にインフルエンザにかかっているような、体を動かすと激痛が走る、薬漬けの毎日。

それでも生きていく。

うまく言えないけれど、みんなに知っておいてほしい本なのです。